君の自慢になりたいけれど

舞台女優の女オタク

最高の現場納めができた

ちょっと前だけど、推しの現場納めしてきました。何はともあれつつがなく終わってよかった!!

 

推しの今年最後の露出は演者が全員女性の、小さくて、だけどとっても熱い舞台でした。

推し抜きにしても本当に良いもの観たなあ…と思える。ほんと推しのお仕事選び(というか素敵なお仕事のオーディションに受かる力?)信頼できる…

 

もう公演は終わってるので盛大にネタバレしますけど、ある田舎町で母娘が営む小さな靴屋に、その町で行き倒れた青年が居候するんですが、娘と青年は「初めて会った気がしない」「運命だ」と感じて惹かれ合い、結婚を決意。

青年は母娘や町の人々には、この町に辿り着いた理由を「両親が早くに死んで、身ひとつで色んな町を旅している」と説明していたんですが、実は昔母を殺したテロリストを探し出して敵を討つために世界を放浪していたのだと、結婚を前に町の修道院のシスターに告白。敵討ちはもうやめると宣言します。

しかし母娘のもとに、青年の母を殺したテロリストの一味が登場。実は靴屋の母はそのテロリスト集団のリーダーで、青年の母を殺した犯人だった。そしてその娘は、犯人がその場から人質として連れ去った赤ん坊で、殺された女性の娘だった、つまり青年と娘は兄妹だった…というストーリーでした。うまく説明できてるかな…

 

前半はハッピーハッピーな展開で青年登場から母の表情が暗い瞬間が増えて徐々に雲行きが怪しくなって後半めちゃくちゃヘビーになって、ちょっとメンタルが疲れるぐらいの見応えでした。涙堪えるのにも必死だったし…

 

推しはヒロインの友人の一人で結構おてんばな感じで、キャラクターとしては正直推せな…ゲフンゲフン…て感じの役柄でしたが、とにかくお話が面白かったのと、劇中の一曲の振り付け*1も担当したということで、推しのオタクとしても本当に満喫できた舞台でした。

わたしが観た回はアフタートーク&ダンスショーもあって、トークの回しも何と推しが担当してたり(劇団の正規メンバーじゃないのに!)、そっちでも推しの振り付けと歌とバレエ*2が見れて、こんなに盛りだくさんで幸せでいいのかな…と思ってしまうくらい。

 

 

本編だけでもたくさん幸せにしてもらったのに、客出しでも優しすぎて…!こんなに対応良かったっけ!?と思ってしまったw

今回の劇団はわりとDIYな感じで、振り付けもそうだし、道具や美術も一部演者さんが担当してたりで、稽古以外にも色々忙しかったはずだけど、推し扱いで来た人のためにプレゼントを用意してくれてたり…

 

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中に直筆のお手紙も入ってました。袋の中チラッと見えてしまったけど同じもの10個以上は用意してたと思う。忙しいのに…そんないいのに…!と思ってしまうけど、推しの優しさなので黙ってありがたく受け取っておきます。

 

笑顔でいっぱいお話もできたし、推しの方から「写真撮る?」とまで!今までお金出してやってきたことだから思わず「え、いいの?」と返してしまったw

でわたしのスマホで自撮りしたんですが推しと並ぶわたしがブスすぎて死んだ。こんなことになるなら恥も外聞もなくSNOWで撮ってもらえばよかったよ…ともあれ最高な日の可愛い推しが手中に収められたので悔いはありません。

 

 

 

次の推しの現場は年明け、2.5次元舞台のアンサンブルです。発表された時は正直悶々としてしまったけど、今回の現場でもう推しを追いかけ続けると腹をくくった(?)ので、ポジティブな気持ちだけでその日を迎えたい、というか確実に迎えられるなと思います。

推しちゃん、今年もたくさん幸せありがと~!!!!!

*1:恋ダンスみたいで可愛かった

*2:推しはずっとクラシックバレエやっててレッスンで教えられるくらいの人です