君の自慢になりたいけれど

舞台女優の女オタク

わたしと推しのテーマソング

だいぶ乗り遅れた感満載ですが、ふと思い出した曲が推しへの気持ちドンピシャ!だったので書いてみます。

 

 

 

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合唱曲「きみ」です。

「歌詞がヤンデレすぎる!」みたいな感じで一時Twitterとかで話題になってたので知ってる方もいるかな?

谷川俊太郎さん作詞。

 

 

ねむってるのではなくてしんでるのだったら

どんなにうれしいだろう

きみはもうじぶんのことしかかんがえていないめで

じっとぼくをみつめることもないし

ぼくのきらいなあべといっしょに

かわへおよぎにいくこともないのだ

 

 

推しに 「死んでるのだったら…」なんて思っているわけではありません決して!常に健やかに過ごしてほしいと願っていますw

だけど最近、推しが彼氏バレしたり結婚したりしたら…ってたまに考えます。

推しはアイドルを卒業したとはいえ、接触ありのイベントも少なくないし、ダンスはキャリアが長いけど演技はまだまだ始めたばかり。

完成度の高いものを楽しむんじゃなく、「発展途上」の姿を応援するのって、「アイドル的」な応援ですよね。

そんな推しに、もし今恋愛系の何かが発覚(アイドルとしての死)したら、脱落するオタクは多いんじゃないかと。

集客が見込めなくなったら、今より露出は減るだろう。わたしの目に触れる機会が少なくなるのは嫌です。

 

しんだきみといつまでもきみといきようとおもった

 

でも、わたしが嫌いな推しのTO(っぽいおっさん)だけが知る推しがこれからもっと増えていくくらいなら、彼氏バレでも何でもしてオタクが脱落した状態で、細々と開催されるイベントや舞台にわたしが全力出して支えていけたら…って気持ちもあります。

 

 

しかし最近TOおっさん、推しTwitterに全く反応してないんですよね…他界したんだろうか…もし推しと繋がったとかだったらわたしが死ぬ。

 

 

 

きみとともだちになんかなりたくない

ぼくはただきみがすきなだけだ

 

その言葉の裏に隠された気持ちは人それぞれだろうけど、同じように思ったことがあるオタクは少なくないんじゃないかなぁ。

 

 

 

 

合唱部だったわけでもないし専門的な知識も何もないけど、高校生の合唱結構好きなんですよね!Nコンやってたらついつい見ちゃう。

推し全然関係ないけど「また、あした」も大好き。

 

 

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混声が好きです。

わたしの推しは束縛が激しい

自撮り盛れないし可愛い文章苦手だし、釣ったり媚びたりもあんまりできない推しだけど、意外とオタクには執着してるみたいです。

 

 

 

 

推しが出演したダンスの公演のメンバーが集まってトークイベントを開いたことがありました。

その公演のプロデューサー兼振付師の子はとにかく厳しいことで有名で、そのイベントでもメンバーから過去に怒られたエピソードが色々飛び出してました。

 

そのダンス公演は、終演後に舞台上でチェキ撮影会があって、

一人のメンバーがチェキ撮ってる間は他のメンバーが同じ舞台上に置いた長机で物販やってたんですけど、

推しのオタクがプロデューサーの子とチェキ撮ってるの見て、物販にいた推し舌打ちしたらしいんです。

バレないと思ったんだろうけど、プロデューサーの子の耳にはしっかり届いてて、

楽屋でこっぴどく叱られたとか。イベントでは「●●さんの地獄耳が~」みたいな感じで笑い話になってたけど。

 

 

 

それを聞いた時のわたしの感情は

推し増しで舌打ちされるぐらい束縛されてるオタク裏山死刑…!」

でした。普通なら客に舌打ちとかありえないと思うけど……

 

 

 

 

わたし一時Twitter推しのプラ垢からフォローされてたことがあって、*1

当時ちょうど推しがアイドル卒業してフリーで活動始めるって頃で、

わたしは卒業してからも追いかけるってちゃんと伝えてはいたんだけど、その頃から欅坂46についてのツイートが結構増えてて*2

舌打ちの件とあわせて考えたら、もしかしたらわたしが推し増しか推し変するか監視されてたのかもな~。

 

 

 

推しは本当にオタクが少なくて、一人一人が生命線みたいなものだから、

オタクの心変わりには過敏な反応になるんだろうけど、

それだけじゃない感情をオタクに持ってくれてたら嬉しいなぁ。「金づるが一人消える」って理由だけで苛立ってたら結構寂しい。いちオタクが求めすぎだとは思うけど。

 

 

接触で推しの気を引きたいがために「推し変しよっかな~」みたいなこと言って反応見るオタククソほど嫌いだしわたしは絶対に試すような言動はしないけど、

もしわたしに推し増し・推し変する気配を感じた時、推しは全力で腕を引っ張って引き止めてくれるかなぁとか考えます。

推しにとってそう思えるオタクでいたいなぁ。

*1:推しはバレないと思ってたかもしれないけどbio見たらわかった

*2:茶の間だけどデビューから応援してます。5thの平手くんのビジュアル好きすぎる

知られざるご当地アイドルの世界

参加しているグループからいろいろな方のブログを読ませていただいていますが、わたしが通ってきていないジャンルが大半なので、文化の違いが結構あったり知らない用語があったり、興味深くて面白いです!

 

このブログを読んでくださってる方でご当地アイドルを通ってきたオタクさんはいないのではと思うので、わたしの推しが以前所属していたグループについて、他ジャンルでは経験しなさそうなことを紹介します。

 

 

 

 

 

 

・現場が「最寄り駅から徒歩60分」とかザラ

 

・自宅から現場までのルートをGoogle Mapで調べたら「経路がありません」と言われた

 

・クリスマスの現場が道の駅だった

 

・8割方無銭イベント

 

・接触がわりと無法地帯

 

・プレゼントに制限がない 

 

 

 

わたし車の免許を持ってないので、駅から徒歩1時間を超える現場でバスもない、無人駅だからタクシーも呼べなさそうって時はあきらめてたんですけど、60分以内だったら、半分歩いて近場にご飯屋さんか喫茶店でもあればちょっと休憩して、そっからまた半分歩くとかやってました。

メンバーはほとんど学生なので現場はほぼ毎週末と祝日で、ホールとかライブハウスとかでのライブよりそれこそ道の駅とか、遊園地とか地元企業とかの特設会場で数曲歌って踊るみたいな無銭イベントが多かったので、交通費はかかったけどわりとお財布にやさしいアイドルだと思います。

 

アイドルオタクがたまに「同性のオタクは濃厚な接触できて得だよな~」みたいなこと言ってるの見るけど、わたしが推してたとこは性別問わず結構気持ち悪いことやっても咎める人いなくて、メンバーもチェキ構えてるマネージャーも他のオタクたちもみんな笑って終わるみたいな。いまだに覚えてるのはメンバーにゼクシィ持たせて2ショチェキ撮ってた男。すげーーー気持ち悪いと思ったんですけど、他ジャンルでもこれぐらい普通だったりするのか…?

「プレゼント割と何でもOK」にもつながる話なんですけど、推してたグループは地域密着型ってのもあり、メンバーもスタッフもオタクもみんな仲良し、アットホームで明るい現場です!()って感じだったんですよね。ある程度何やってもいいしほぼセクハラみたいな言動も許容されてたけど、手に体液塗り付けて握手とかプレゼントにヤバいもの忍ばせるとか、わたしの知る限り本気でシャレにならない事件が起きなかったのは、ほぼ全員顔見知りみたいな関係だからこそ「誰かがヤバいことやったら俺たちがシメるぞ」的なオタク内の自浄作用が働いてたのかもと思います。

マイルドヤンキーとかもそうだけど、やっぱり地元が同じって強固な絆につながりやすいんですね。他県から公共交通機関だけ使って来てるわたしは「今日来たオタクの中で一番大変な移動してる」っていう謎の優越感で疎外感を埋めてたなぁ…

プレゼントで思い出すのは、隣県のご当地アイドルのCD大量に持ち込んでメンバーに渡してたおっさん(謎すぎ)。それを近くで見てたマネージャーも「おいおいw」ぐらいな軽い対応でえええとなりました。ちなみにわたしはだいたい消え物あげてます。女の子に服とか身に付けるもの贈るの、個人的にちょっとハードル高い…

 

「みんな仲良し」の弊害として、公式の現場なのに一部のオタクしか知らされてなくて蚊帳の外オタクは参加できないことも結構ありました。運営がオタク内で情報回れば周知されるだろうと思ってたんじゃないかと。

 

車がないとか情報が入ってこないとかそういうのを解決するためにヲタ友作ればよかったんだけど、あの馴れ合いにはやっぱり加われないな…地元も何もかも違って共通言語がなさすぎるしアイドルへのセクハラは全然笑えない。推しは大好きだしメンバーも大好きだったけど、わたしには向いてない現場だったかもな~。

 

 

 

 

ちなみにわたしの推しのアイドルとしての最後の現場は日本ではありませんでした。散々「ご当地」に振り回された挙句最後が海外って…!!

推しが同性で同担拒否

わたしは推し被りを敵視しています。

 

 

 

 

わたしの推しのオタクはおっさんばっかりです。

わたしの知る限り推しの女オタクはわたしだけで、さらに彼女を単推ししてる人って10人いるかいないか…?レベルの人気と知名度なんですが、

そんな数少ない推し被りのおっさんたちを敵だと思っています。

 

 

推しの「美味しいご飯屋さん教えてください!」ってブログに

大真面目に「大戸屋」ってコメントするおっさんにうわ~~~(笑)って思うし、

推しのアイドル卒業にあたって「●月に予感し、●月には確信に変わり…」みたいな

「俺推しちゃんのこと何でも察せちゃうんだよね」アピールブログを書いてたおっさんにもうわ~~~(笑)(笑)と思ったし、

推しへのプレゼントにUFOキャッチャーで取った漫画のキャラのでっかいぬいぐるみ選んでた男もうわ~~~(笑)(笑)(笑)と思いながら見てた。

 

 

わたしはあんまり知られてない美味しいお店教えられるし気の利いたプレゼント買って行くし、

現場には他ヲタも含めて一番ってぐらい着飾って行く(というか周りがクソすぎる)。

推しに「私にもこういう女子のファンがいて嬉しい」って思ってほしいし、

共演者にも「推しちゃんにもああいうファンがいるんだ」って感心されたい。

 

 

 

だけど、

たまにしか行けない現場にオシャレして気の利いたプレゼント持って行くオタクよりも、

見た目がどうだろうがプレゼントがセンスなかろうが、結局毎公演全ステできるおっさんオタクの方が推しにとっては自慢できるし特別なファンなんだよなって、

何度も実感してめちゃくちゃ落ち込みます。弱いオタクのくせに特別視されたいとかナメたこと考えてるわたしが全部悪いんだけど。

 

 

 

 

思えば子供の頃から、友達に「一番仲のいい友達」って思ってほしいタイプでした。

恋愛で誰かの一番になるのももちろんとても尊いことだけど、

一般的には恋人って一人で、友達って複数人いるじゃないですか。

わたしは「同じ立場の複数人の中で特別だと思ってもらう」ことに執着してるんだなあ。

だから推しにも「複数いるファンの中でも特別な存在」だと思ってもらいたい。

 

「ウチら親友だよね?」みたいな確認し合いとかするタイプではなかったし、友達が誰かと仲良くしてたらその誰かの悪口を吹聴するなんてこともしなかったけど、

わたしを挟んで友達が仲良くしてる時はつまんない雰囲気出ちゃってたかもなあと思います…めんどくさくてすまんな…

 

 

推しにとって自慢のオタクになるにはせっせと課金するしかないんだよな、

それは重々承知なんですけどね、、はぁ~、、、

推しのこと

今演技とダンスを頑張っている彼女は、かつてアイドルグループで活動していた。



そのグループを初めて知ったのはテレビCMで、流れていた曲がわたしの好みドンピシャだった。
ちょっと耳につくような高い声の騒がしめの電波ソング
48グループにももクロと、元々アイドルオタクだったわたしはすぐに興味を持って調べた。



わかったのはメンバーの顔ぶれと名前、正直可愛い子ひとりしかいない()こと、
そして数ヵ月後にワンマンライブが開催されること。
当時はフットワーク軽くて気になったライブは手当たり次第に行っていたのでそのライブも行くことにして、それまではどの子が推せそうか、ブログや動画を見てモチベを高めていた。



ライブ本番、ある曲で強烈にわたしの目を引いた子がいた。
アー写やブログの自撮りを見る限りでは、グループの中でもぶっちゃけとりわけ可愛くないな…と思った子で、
でも前述のCMソングのMVで見たら結構魅力的で、パフォーマンスで化けるタイプなんだろうなとは思ったのだけど。
騒がしい曲やアイドルらしい可愛い曲が多い中、ちょっと大人っぽい色っぽい曲での彼女の表現力が際立ってて、
動き回るフォーメーションでも彼女をずっと目で追うようになって、あ、これ落ちた、って自分で気付いた。



その時は「特典会」とか知らなくて友達誘って行ってたのもあって、ライブが終わったらすぐ帰ったけど、
その子に惹かれたことと、何と言っても曲が好みだったので、アルバムエンリピしつつ次の現場を待った。



次の現場は一人で行った。
ライブはやっぱりとても楽しくて、物販では1500円分のグッズを買って推しとチェキを撮ることに(当時そのグループの特典会はグッズ1000円分で握手、1500円分で2ショチェキ、2000円で全員とチェキだった)。
確かワンマンでダンスがきっかけで好きになりましたみたいなこと言ったかな?
ポーズ指定はある程度何頼んでもよくて距離も近くて話せる時間も長くて、48の「CD一枚で10秒弱」な握手会に慣れてたわたしには贅沢すぎるご褒美に感じられた。



次の現場は無銭で物販もなくて、数十分の出番の間端っこでこっそり見てさっさと帰ったのだけど、
その次の現場、特典会が始まるのをぼーっとしながら待ってたわたしに、推しが気付いて手を振ってくれて。
チェキ撮る時には「●●ちゃん!この前の現場左側で見てたよね!」って、
まあTwitterにブログにCHEERZでも結構コメント残してはいたんだけど、1回接触しただけで次の接触までに完璧認知されてたっていう、
それが新鮮で嬉しすぎて、
数年経って彼女はグループを卒業して今フリーで活動しているわけですが、近付くほど色々思うところも出てくるようにはなったけど、その時の嬉しかった記憶と認知の呪縛もあって、推しから離れられずにいます。



長々と書きましたが、若手俳優さんオタクのTwitterやブログは多いけど、若手女優の女オタクのTwitterやブログって全然見ないなあということで、隙間産業的に始めてみました。
同性の役者を推すってどういう気持なの?と疑問に思っている人の目に留まれば、また同じように若手女優を追ってる女オタクさんと出会えたらうれしいです。